フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

第七という名の餃子

餃子の教科書 ([バラエティ])

金沢の若者なら知らない者はいないと言われる餃子がある。その名も第七餃子だ。いわゆるホワイト餃子系の餃子で、特に金沢美術工芸大学の学生にとってはソウルフードと言っていい存在だ。何を隠そう、うちのカミさんの母校である。この金美からも近いため、毎週のように食べていたという。

 

僕も何度か連れていかれたが、実に美味いのだ、これが。ホワイト餃子を食べたことのある方なら分かると思うが、いわゆる普通の餃子とは味も形状も異なる。焼小籠包のような見た目で、ボリューミィ。フライパンで茹でたあと、大量の油で揚げていく。皮が厚く、もちもちで触感がたまらない。癖になる美味さだ。

 

ニンニクが入っていないのも特徴であろう。香辛料のせいなのか、独特の風味があって、後に残る。なので、一皿では終わらない。必ず二皿目に行ってしまう。飽きないのだ。カミさん曰く、学生にとって第7は、餃子というよりメシだそうだ。おかずではなく、主食という位置づけ。なのでお代わりするのが普通と。

 

娘がクラスの修学旅行プランを立てていて、金沢が候補地になっている。スケジュールにはもちろん第7餃子タイムが入っている。うらやましい。金沢と言えば、近江町市場での、のどぐろ、甘えび、ズワイガニなどの海鮮が浮かぶが、我が家はまずは第7に直行だ。もし金沢になったらついていきたいな。無理か。