フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

永遠のスノードーム

SPICE OF LIFE クリスマス スノードーム ツリー&ギフト 直径10cm GBXK3930B

娘が学校でスノードームを作ってきた。もちろん上の写真ではない。食べ終わったジャム瓶を使った簡易的なものだ。でもなかなか素敵だった。ぼくはスノードームが好きなのだ。日本ではスノードームと言うが、英語ではスノーグローブ(Snow globe)というらしい。揺らすと粉雪が舞い上がる。冬のストップモーション。一体誰が最初にこんなマジカルなものをつくったのだろう?

 

ウィキペディアを見てみた。諸説あるらしいが、19世紀前半のヨーロッパでペーパーウエイトとして使われたのが始まりとされているとのこと。その後、1889年に開催されたパリ万博でエッフェル塔をモチーフにしたスノードームを販売したところ話題となり、世界中に広まったそうだ。当時、初めて見た人は驚いただろうし、即買いしたに違いない。ある冬の日のパリを、永遠に手に入れられるわけだから。

 

ウィキペディアを見ていたら、住まいから遠くないところにスノードーム美術館があることを知った。(http://www.snowdome-museum.org/)世界中のスノードームが展示されているとのこと。しかも入場料無料。これは行かねばなるまい。サイトに出ているエルヴィス・プレスリーのスノードームが見たいのだ。揺らすと、熱唱するエルヴィスの周りに紙吹雪とシングルレコードが舞うらしい。ラスベガスですねえ。

 

数年前にスノードームをモチーフにしたコマーシャルを作った。某自動車メーカーのCMだ。見たい方は、「スノードーム CM 車」で出てくるのでご覧ください。企画したプランナーは女性AD。サーフィンと旦那をこよなく愛する魅力的なひとだった。その彼女が昨年夏、悲しいことにサーフィン中の事故で亡くなってしまったのだ。。。スノードームは永遠に時間を閉じ込める。彼女の思い出も、CMのスノードームの中に閉じ込められたはず。冬になるとスノードームを揺らして彼女のことを思い出す。