フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

笑点とは昇天なのだ

50周年記念 完全保存版 「笑点」大研究【文春e-Books】

いつから見てきたことだろう。そしていつまで見続けるのだろう。笑点、すごい番組だ。我が家の定番番組である笑点だが、いつか生で見てみたいと思うようになった。そこで公開収録参加応募はがきを書き続けること幾歳月。なんとついに先月当選はがきが届いたのである。これまで様々な懸賞で当選してきたが、このはがきが一番衝撃的だった。思わず「え〜っ!!!」と声が出たくらい。

 

収録は今月頭の土曜日、後楽園ホールでおこなわれた。10時半にはがきをチケットに交換し、13時から入場である。早めにカミさんが並んでくれたおかげで、席はアリーナ席(笑)、前から3列目の中ほどという絶好のポジション。普段はボクシング会場であるホールの中央にテレビでお馴染みの舞台が設置されている。番組が始まるまで時間があったので皆、舞台前で撮影三昧。ここらへん緩くてうれしかった。

 

収録は演芸3本、大喜利2回という構成。要は2週分の収録である。最初に演芸を3連続で見ることに。今回は、ラッキーにも「すゑひろがりず」、「ミルクボーイ」「オール阪神巨人」という豪華な面々。一番笑ったのはオール阪神巨人であった。初めて生で見たのだが、オール阪神のスピーディーなしゃべくりには圧倒された。話題の切り替え、テンポ、最高なのだ。まだまだ若手には負けていないなあ。

 

で、大喜利に。いつものように昇太の挨拶からお題に入る流れ。これが実にスムーズ。立て板に水。そして個々に当てていくのだが、よくもまあバランスよく当てていくものだ。ソリストたちを巧みにアレンジして調和させる指揮者のような昇太。スゴい。あっという間に1回目が終わり、休憩挟んで2回目へ。怒涛の笑いの波が止まらない。終わったら観客皆すっかり昇天した感じ。なるほど笑点とは昇天の場だったのだな。