フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

同期と一緒に

ah-面白かった(アナログ盤) [Analog]

LOVELOVE愛してる」の最終回をもって、吉田拓郎が一線を退くとのニュースが流れた。驚いたのたが拓郎の年齢。現在76歳なのだ! 信じられん。つうか、井上陽水も73歳、小田和正も74歳、財津和夫も74歳、細野晴臣も75歳、中島みゆきも70歳、ユーミンも68歳、桑田佳祐も66歳、、、、。ミューミュージック界の重鎮たちはいつのまにか爺ちゃん婆ちゃんになっていたのだ。信じられん。

 

拓郎といえばまさに「ザ・青春」の塊であって、昭和のあの時代を生きた若造のほとんどは少なからず影響を受けたことだろう。かく言う自分もそうだった。髪を伸ばし、ジーンズを履き、ギターを掻き鳴らし、一人旅に出た(笑)。あの頃、恥ずかしいくらいの青臭さが大人への通過儀礼だったのだ。男は皆、一度「拓郎」となって恥をかき、失恋をし、挫折をしたのである。ああ、それが青春。。。

 

しかしその拓郎も陽水も誰それも、もう事実上引退だ。寂しいと感じつつ、一方で、それで良しと思う自分がいる。これでニューミュジックの主要エキスの収集をコンプリートできるではないかと。新譜はいらないし、ニューミュージックってこと自体、とっくに役目は終わっている。ジャズで言えば1950年〜1970年までのアルバムがあればもう他は要らんよねということか。楽チンである。

 

先日、映画「トップガン マーベリック」を見た。トム・クルーズ、若くてびっくり。年齢は僕と同じ62年生まれ、今年還暦である。自分と同年齢の著名人を考えると、どんだけ自分が年を取ったか実感しやすい。僕の場合、松田聖子木梨憲武布袋寅泰柳沢慎吾豊川悦司藤井フミヤ久保田利伸などなど。当たり前だが皆、一緒に平等に年を取る。拓郎引退の年までは同期で頑張りたいね。