フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

SWAという宿題


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彦いち、白鳥、昇太、喬太郎の4人が新作落語を披露するユニット、SWAをついに見ることができた。とにかく超人気の噺家ばかりであるし、ネタも他では聞けないものが多いのでチケットが取れない。今回は地元・三茶のシアタートラムでの公演ということもあり、発売日当日、カミさんとスマホ&固定電話かけまくった。

 

数十回目のコールで奇跡的につながり、一名分だけ席が取れたのだ。カミさんに感謝。昨年はコロナ禍でSWAの予定されていた公演はすべて中止になっていた。一年越しということでメンバーは上機嫌に見えた。なかでも白鳥が一番舞い上がっていたような。本人も言っていたが、やはり客の前で話すのが一番だと。うれしそうだ。

 

さて話はというと、これからご覧になる方もいるかもしれないのでネタバレしない程度に触れておく。彦一は女柔道家ともえちゃんシリーズ。彦一の演じる女性って色っぽいんだよなあ。喬太郎は愛犬とヤクザのお話し。まいど喬太郎の演じる動物は名人芸だと思う。昇太は駄洒落づくしの男のお話し。暴走する人を演じるのうまいなあ。

 

白鳥は自身の故郷と青春話。いつも思うけれど、白鳥ってロマンチスト。実に熱い人だと思う。今回、4人の中で白鳥の話が一番笑えて泣けた。ともかく4人ともベテランの年齢になっても新作に挑む姿勢に頭が下がる思いだ。SWAというフレームを課すことで、研鑽するサイクルができているのだろう。学び多し。