生活にITが加わって何年になるだろう。おかげで大いに便利になった面が多いが、わずらわしくなった点も少なくはない。そのひとつがパスワードではなかろうか。ほとんどのITサービスにはログインという門があり、各々にパスワードという鍵が必要となった。この秘密のカギに、すぐに合鍵を作る輩がいるのだから困るのだ。
新たにITサービスを申し込むと、パスワードを考えねばならない。これがけっこう面倒で、簡単だと合鍵が作られそうであるし、かといって小難しくすると忘れてしまいがち。一回簡単には見破られそうにないワードを作ってしまうと、ついつい使いまわしてしまったりする。見破られないから良いだろうと思うが、まずいらしい。
というのも、何かのITサービスにハッカーが入り込み会員情報を盗んだとすると、いかに難解なワードであろうと使いまわしていたら、それこそ使いまわされてしまうのだ。そんなこともあって、グーグルのクロームは自動で難解なパスワードを作り覚えてくれるサービスを持っている。大変便利だが、これにも問題あり。
デバイスによっては覚えているはずのワードが出現しないことがあるのだ。さらにグーグルは最近、パスワードチェックというサービスを付加してきた。使いまわしワードを警告してくれる。おかげで今月、かなりのワードを変更しまくった。ああ難儀だな~パスワード。いい手はないかな。誰か教えてくだされ。