別に選んで聴いているわけではないのに、たまたまカーステレオから流れてくる率の高い番組が、J-WAVEのサウージ・サウダージ。ご存じ、滝川クリステルがパーソナリティを務めるブラジル音楽をメインに紹介する番組だ。日曜の17：30からなので、どこか郊外に買い物に出かけた帰り道などに良くぶち当たる。ブラジル音楽を流す番組って少ないので、ある意味貴重な番組と言えそうだ。
この番組、なんと放送開始から32年になる。ずっと滝川クリステルがナビゲーターだったような気がするが、32年なのでそんな訳はない。滝川は2010年からだ。その前は確か小野リサだった気がする。小野リサもそうだったが、滝川も声を聴いているとめっちゃ眠くなる。そもそも音楽がボサノバが多かったりするので、あの眠い声でナビゲートされると、まぶたが重くなるのだ。
それと放送時間が日曜日の夕方というのがポイントである。この時間は俗に言う「サザエさんシンドローム」の時間なのだ。明日から仕事か、悲しいな、の時間なのである。そこに小野リサや滝川のけだるい声が輪をかける。ああ、このまま南の国に逃亡してしまいたいモードに強くいざなう。すでに眠いし、ここでラムなんか飲んじゃうともうあかん。社会復帰は永遠に不可能だ。。
てなことをカーラジオを聴きながら思うわけだ。僕は運転しないので、カミさんが運転してくれる。娘はPadでNijiUばかり見ている。眠いし、けだるいし、堕落したいなんてことは、僕以外考えていない。不思議だ。よくこんなナレーション、音楽を聴きながら運転したりPad見たりできるのお。お父さんは、いまコパカバーナの砂浜を歩いているんだよ。嘘だけど。そんな夢想を起こすこの番組、貴重である。
