カミさんがネットでハッカ油を購入した。試しに香りを嗅いでみると、目が覚めるほどのスッキリ感。コロナ禍で密かに人気を集めているらしい。そもそもハッカとは何ぞや？ ハーブのペパーミントのことなんだそうだ。北海道で自生していて、メントールを多く含むので、強い清涼感があるのだという。
こいつを数滴、お風呂にたらせば爽やか風呂になるらしい。さっそく試してみた。う～ん、すっきり。ほんの数滴であるが、確かにハーブ効果があると感じる。香りは好みが分かれるかもしれない。少し古臭い香りではある。昔のタンスに入っていた防虫剤であったショウノウのような(笑)。日本的と言えば良く聞こえるかな。
ちなみに防虫効果もあるようだ。ハーブ自体、虫から生き残るために身につけ、DNAに残してきた香りである。それが人間には良い香りになるとは、ハーブも予想はしなかっただろう。ハッカという名前も魅力的だ。英語ではミント。ラテン語ではメンタ。中国語では簿荷（ボーフォア）。どれも香りを言葉にしているような響きだ。
虫よけ、ヘアケア、ヘルスケアに使える万能ハーブ。いまはマスクに一滴つけると最高。一瞬目が覚めるほど、口周りが涼しくなる。いろいろ夏用マスクはあるけれど、ハッカマスクが出たら売れるんじゃなかろうか。ハンカチにもいい。ただ、あまりつけ過ぎると、ちょっと古臭い人っぽくもなる(笑)。僕はもう十分古いからいいけど。
