フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

いつ咲く どこで咲く

(山野草)日本タンポポ(日本蒲公英) 3号(1ポット) (休眠株)

先週末の日経に面白い記事が載っていた。題して「弱者の戦略 自然界に学ぶ」だ。地球上でどちらかと言えば弱者側に位置する小さな動植物の巧みな生き残り戦略について、さまざまな事例を紹介してい興味深かった。特に、僕が好きな雑草については、なるほど感たっぷりだった。

 

春の七草のひとつ、ハコベはよく人に踏まれる(笑)。比較的、人やクルマの通りが多い歩道近くに生えているからだ。なにもそんな危険な場所を選ばなくてもいいと思うが、過酷な場所はライバルが少ないという。しかも踏まれても大丈夫な柔らかな身体に進化していると。

 

さらに踏まれることで、ギザギザした種子が靴底などに付いて別の場所に運ばれ生息範囲を拡大できる。まさに「運べ」だ。タンポポの話も面白い。彼らは時間差戦略を取っているらしい。背の高い植物が少ない春に花を咲かせ、他の植物が生い茂る夏には葉が枯れて根が残ると。

 

これは子孫のために、十分に日光を確保する戦略なのだとのこと。ブルーオーシャン戦略ですな。これからうちのマンションのそばにも、ハコベタンポポが出てくるだろうが、これまでと見る目が変わるな。カワイイ、ではなく、ヤルナにね。したたかさ、参考にせねば!