日曜日の21時過ぎ、大阪ミナミはものすごい人混みで歩きづらかった。スタバは長蛇の列だ。明らかに3分の1以上が外国人。そこら中でスーツケースの押される音がする。数年前、同じく年の瀬に来たときとは熱気が違う。
印象だけでは怪しいので、二次データを調べてみた。2018年1-3月期における訪日外国人の都道府県別訪問率は、高かった順に、大阪府39.1%、東京都37.2%、千葉県29.6%、京都府26.8%、福岡県12.0%であった。
20歳代の訪日外国人旅行者の訪問割合が多いのは大阪府で40.1%、次いで東京都37.3%、福岡県35.3%だった。さらに、英誌エコノミストの調査部門が選ぶ「世界の住みやすい都市」ランキングで大阪市は3位。東京都の7位を上回り、国内の都市ではトップを走る。
知らぬ間に大阪は、ごっつう「ええ感じ」になっていたのだ。東京オリンピックはすでに折り込み済みで、その後の大阪万博、あわよくばカジノリゾートまでガッツリ商いしはるんやろか。目が話せまへんな、知らんけど。