フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

小林みつ子を知っていますか?

 

 

知ってる人はほぼいないだろう。僕も一度も会ったことはないのだが、名前はしっかり頭に刻みこまれている。いつも長野県に来る度に、スーパーでその名を探し求めている。実は、写真の野沢菜油炒めの「提案者」なのだ。

 

提案者? 僕も意味が分からないのだが、ラベルの商品名の横にしっかりと「提案者 小林みつ子」と印刷されている。製造元のサンエーという長野県の会社のサイトを見ても、その説明は無い。

 

想像するに、この漬け物の考案者的な意味合いかと。てっきり、経営者かと思ったが違うようだ。ともあれ、この野沢菜油炒め、ものすごく美味い。特に炊きたての飯には最高だ。箸が止まらなくなる。

 

野沢菜とごま油、辛子のマッチングが絶妙なのだ。小林みつ子さんは、どうやってこの魔法のレシピを思いついたのだろう? そこには人知れぬドラマが潜んでいるのでは、などと思いを巡らす。秋は、想像力も美味しくする。