フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

キヨスク → コンビニ


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最寄り駅の改札口近くに、ローソンがオープンするとの告知あり。ここは昨年まで旅行代理店が入っていたが、店を閉じ、しばらく空き家となっていた。もはや旅行代理店は銀行と同様、実店舗は不要ということだろうか。時代の流れの一つかな。

 

思い返せば、この駅を使い始めた20年前、旅行代理店の向かいにはキヨスク(東急で言うとtoks)があった。そこは先に取り壊され、エレベーターが設置された。長年の住民運動が実を結んだのだ。キヨスクが消え、旅行代理店が消え、コンビニが残る、という流れである。

 

キヨスクがあったころはよく使っていた。新聞や雑誌、ドリンクなどを手軽に買えるのは便利だった。よく考えたらその機能はコンビニそのものだ。調べてみると、キヨスクの始まりは1932年の上野駅と東京駅かららしい。セブンイレブン1号店開業が1973年。その50年前に、駅にはミニ・コンビニが開業していたわけだ。

 

このキヨスクという業態を、駅だけに限定していたのはもったいないことだったのではと思うがどうだろう。街角にキヨスクを、というアイデアは議論されなかったのかしら? 鉄道会社が小売業の先駆けになるチャンスだったかも、なんてね。マーケティング・マイオピア(近視眼)ってこういうことかもと思う週末であった。