家族で「ライオン・キング」を観てきた。以前、劇団四季のミュージカルも観ているので、比較もできるかなと楽しみにしていたのだ。場所は二子玉川ライズの109シネマ。広くてここちいいお気に入りの映画館だ。
まだ観ていない方もいると思うので、あらすじには触れない。とにかく動物の映像がリアル過ぎて、驚きの連続だ。職業柄、どこまでが実写で、どこからがCGなんだろうと目を凝らして観たがまったくわからなかった。当たり前だけれどね(笑)。ジュラシックワールドを初めてみた時に近い感動だった。
このリアル過ぎる動物映像であるがゆえに、僕はドラマタイズに違和感を感じてしまった。ストーリーは王位承継の物語なので、典型的な人間ドラマである。それをリアルな動物でやられても、物語に没入できなかったのだ。あくまで個人的な感想だが。。。
劇団四季のライオンキングは、ご存じの通り、人が演じるミュージカルである。だから、上記の人間ドラマに違和感は全く無く、自然に物語に入っていけた。僕的には、この勝負、劇団四季の勝ちだと思った。映画の「品質」は驚くほど素晴らしいのだが、もう一度観たいのは四季だからだ。
