仕事で岐阜市に行ってきたので、岐阜市のことを書きます。写真は、一昨年初めて岐阜県関市のモネの池を訪れたときのもの。写真でも分かりますが、関市は水に恵まれたところでした。池だけじゃなく用水路の水も美しかった。僕は、昔から海水より淡水が好きなので(笑)、美しい淡水があるというだけで気持ちが弾んでしまいます。
岐阜駅で最初に驚いたのが名古屋からの近さ。快速電車で19分です。地元の方に聞くと、ちょっとした買い物は名古屋でする、とのこと。そりゃそうなりますよね。どうりで岐阜駅前、百貨店が見当たらないのです。そしてなぜか駅から歩いて15分のところに岐阜タカシマヤがあります。タクシーの運ちゃん曰く「暑い中、駅から15分歩くんなら、冷房の効いた電車で名古屋行く方がいいわ」と笑ってました。
市内の中央に長良川が流れているのですが、美しい川ですね。鮎で有名なのは皆さん、ご存知かと。もちろん鮎料理が有名なんですが、そこでも面白い話を聞きました。鮎は釣ったものではなく、鵜に取らせたものの方が良く、さらに鵜が咥えた跡がついいているものが価値があるんだそうです。傷物？の方がいいんですね。
駅前に燦然と輝く像があります。黄金の織田信長像です。金華山という山に織田信長の居城があったのだとか。ところがこの像、地元の人にはあまり評判よろしくなかったです。「悪趣味だわ」、帰りに乗ったタクシーの運転手さんが笑いながらそう言いました。「地元民は皆、無駄遣いやって言うとる」と。
行かなきゃ知らなかった岐阜のお話し。知ってること、ありました？ まだまだ行ったことない日本がいっぱい。少しずつ知っていきたいです。
