フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

みかんの剥き方

みかん 和歌山県産 赤秀みかん 完熟 産地直送 甘い 選別済 (10kg) ※お歳暮 のし対応可能

みかんが好きだ。というか好きすぎる。ほおっておくと何個も食べてしまう。昔は冬になると箱買いしていたものだ。とりあえずみかんがあれば、昔の子どもはご機嫌だったのであった。その頃の記憶のせいなのか、いまだに冬になるとみかんが欲しくなる。カミさんはそれほどみかんが好きではないらいしく、そっけない。率先して買い求める気配が無いので、自分が買わないと家にみかんが無い状態となる。

 

それはマズイ。冬の家にみかんが存在しないなんてあり得ない。福島県出身の友人はそれが柿だと言っていた。有名な会津みしらず柿だ。何度か食べたことがあるが、最高に美味い。会津ではみしらず柿は「水替わり」といって、冬の間は何個でも食べるらしい。確かに冬のみかんも「水替わり」かもしれぬ。祖父母の家の寒い仏間に置いてあるみかん箱の中のみかんはよく冷えていて美味かったなあ。

 

このみかん、剥き方は人それぞれだろう。僕は昔、独自に剥き方を考え、いまだにその剥き方をしている。まずみかんを半分に割る。これで2個のパーツとなる。この個々について、きれいに皮から実を抜き出す。きれいに抜ければ、皮はお椀状になる。これで、皮のお椀が2個、半分の実が2個となったはず。このお椀は実の白筋などを収めるゴミ箱として使用し、最後に重ねて捨てるのだ。

 

この剥き方、かなり自信があってカミさんや娘に勧めたのだが誰も採用してくれない。残念だ。ただ、最近テレビ番組でみかんの白い筋は取らずに食べた方が栄養学的に良いという情報を見てからは、筋を捨てなくなったためお椀のゴミ収納機能は使わなくなった。単なるお椀になってしまったので、この剥き方の意義も薄くなってしまった。伝統の技もここで絶えそうだ。それでもみかんは美味いからいいか。