フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

リモート笑点?

-40周年記念特別愛蔵版-笑点 大博覧会 DVD-BOX

なんと笑点までもがリモートになった。最初は師匠たちの位置を離して無観客でやっていたのだが、先週からはついにスタジオには昇太師匠のみ。各自、自宅からの参加となったのだ。どんなもんかなあ、と見始めたが、、、、。これはきつい。無理だなあ。見てるこちらが冷や冷やして、落ち着いて見ていられないのだ。笑えない。

 

しかしまあ落語界もコロナ禍で大変なことになった。寄席もホールも閉まってしまい、完全休業だ。春風亭一之輔師匠がYoutbeで10日間連続一人会をやって気を吐いたが、多くの噺家にとって無給の日々が続いている。貧乏長屋と言えば落語の定番舞台だが、現実となると大変だよね。高座に上がってなんぼの世界だもの。。。

 

ネットは単独の落語はまだいい。しかし大喜利はさすがに厳しいな。実験の場として、先週のリモート笑点を見ていたが、大学院での授業の大変さがよく分かった。団体でのライヴ活動は、互いのレスポンスが最重要なのだ。大喜利では、司会者と各落語家の。大学院では教授と学生との。これがネットだと最悪のレスポンス状態になる。

 

ここにタイムラグはもちろん、「空気のラグ」も加わる。微妙にずれながらもリアルタイムで進行しているのだが、あうんの呼吸に微妙なラグが出る。場の空気は一緒にいないと連動できないように思えた。面白い→笑う、がジャストタイミングとならないもどかしさ。さてさて今週の笑点はどうなることやら。リモート解除を願うばかりだ。