フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

プチ・リトリート?

建築家の小屋:プライベート・リトリート

マイクロソフト日本社長の成毛眞さんのコメントで「リトリート」という言葉を知った。ウィキペディアによると、退却や後退、隠居、避難などの意味らしい。転じて、仕事や家庭などの日常生活から離れて、自分だけの時間や人間関係にひたる場所などをさす」とのことだそうだ。

 

これだけ世界中がコロナ騒動に巻き込まれると、24時間ずっとコロナの情報に追い掛け回されて疲弊してしまう。ある意味、情報を断食して、心身ともにリフレッシュすることが必要との示唆だった。まったくアグリー。が、いきなり一人山籠もりできるわけでもないので、プチ・リトリートを考えてみよう。

 

先日書いたように、家の中でのリトリートが難しい。テレビ、スマホ、家族の3つに囲まれているわけで、大量の情報が狭い空間で行きかってしまう。となると、外しかないわけで、僕の場合は散歩である(笑)。なんとも平凡な選択。しかしこれ、なかなか良いと思っている。歩いているとスマホが見にくいのがとてもよい。

 

家やカフェでは、ついスマホを見るのが癖になっているのだ。SNSやニュースを何分かおきにチェックしないと何となく不安な自分がいる。これを断食するには電源を切るのが一番なのだが、それができない優柔不断すぎる自分。しかし散歩に出てしまえば話は違う。歩きスマホは危ないし、あまり見る気も起きないのだ。

 

運動とブログの取材も兼ねて、好奇心いっぱいの姿勢で散歩をする。なにか獲物はないかと虎視眈々なまなざしで。二次情報だらけの生活から、一時情報を楽しむ生活へ。これが結果的にはプチ・リトリートになる気がしている。そうなるとスマホは二次情報獲得デバイスから、一時情報生産デバイスになるかも。そうだ、受け身ではなく発信だ、と勝手に盛り上がるのもリトリートの収穫なのだ。