1980年代はペンギンの時代でした。その中心は糸井重里さん。著書「さよならペンギン」「情熱のペンギンごはん」、レコード「ペンギニズム」など、あきらかにペンギンに傾いていました。サントリーの生ビールCMにおけるペンギンと松田聖子の組み合わせも話題になりましたね。イギリスからペンギンカフェオーケストラが紹介され、人気をはくしたのも同じころ。どうしてあんなにペンギンだったのでしょう?
それらと関係あったのか無かったのか分かりませんが、当時、吉祥寺にペンギンカフェがありました。雑居ビルの2階にカフェ、3階に雑貨店というつくり。雑貨店はF.O.B COOPをパクった感じだったかな(笑)。なかなかにお洒落なお店でしたが、いまはもう無くなりましたね。
この界隈には中古レコード店、輸入レコード店、貸しレコード店(友&愛)があり、よくレコードを手に入れてからカフェに寄りました。ペンギンはいなかったのですが、ペンギンロゴの入ったコーヒーカップは可愛らしくて、今でも2個、我が家にもあります。
その後ペンギンブームは去りましたが、再び波は来るのでしょうか? ハシビロコウよりは、可能性が高い気がしています。