フンコロ式でいこう!

まあ取り合えずコロコロ転がしてけば大丈夫、かな。

朝の可否道

f:id:hunkoro-shiki:20190619183747j:image

可否道、それは1963年公開の映画「可否道よりなんじゃもんじゃ」からの引用です。原作は当時の流行作家・獅子文六の小説で、コーヒーのきき会を舞台にした恋愛コメディ。まるでワインを愛でるようにコーヒーを愛でる奇人たちの様子がユーモラスに描かれています。

 

そこまでのこだわりは僕にはありませんが、一つだけ自慢できるとしたら、毎朝、豆を挽いてコーヒーを入れていることです。え、自慢することじゃない? ですよねw ただ、この朝の儀式、ずっと続けているのは、気持ちの整えに効果がある気がしてるからです。

 

朝起きたら、お湯を沸かし、豆を挽き、ゆっくりゆっくりお湯を落とす。それだけです。この時間が、心を整理整頓してくれます。特にお湯を落とすところ。お湯を細く回しながら落とすので、急げません。落としたら最初は20秒、その後は10秒ほど数回蒸らせますので、やはり急げません。

 

せっかちな僕にとって、この時間は座禅組んでるみたいな時間なのです。そして、日々、うまく入ったり入らなかったり。。。まさに「可否道」だと思います。獅子文六、天才だ。明日も天気は不安定のようですが、可否道で気持ちを整えれば、心の安定ははかれそうです。